
「我慢汁で妊娠する」という話を聞いたことはありませんか?
生でセックスをしたい男性にとって、我慢汁での妊娠はセックスでの不安要素のひとつです。
結論から言うと、我慢汁で妊娠する可能性はあります。
本記事では、我慢汁で妊娠することについて徹底解説していきます。
妊娠しやすい行為や妊娠を防ぐ方法などについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 我慢汁について
- 我慢汁で妊娠する仕組み
- 我慢汁で妊娠する確率
- 我慢汁で妊娠しやすい行為
- 我慢汁での妊娠を防ぐ方法
目次 [CLOSE]
我慢汁とは?

我慢汁とは、ペニスから分泌される無色透明のぬるっとした液体のことです。
我慢汁は、射精の前に分泌されます。
そのため、我慢汁が分泌されだしたら、射精が近いサインです。
我慢汁は「カウパー腺液(尿道球腺液)」や「先走り液」と呼ばれています。
地域の違いや医学的名称によって、我慢汁の呼ばれ方は異なります。
我慢汁の役割
我慢汁の役割は、射精が近づくと分泌されて、精子を保護することです。
尿道やペニス内は、基本的には酸性になっています。
一方で、我慢汁は弱アルカリ性です。
射精前に我慢汁で尿道やペニス内を中和や洗浄をすることで、精子が保護されます。
また、ペニスが我慢汁によって濡れることで、より膣の奥の方まで挿入しやすくなります。
潤滑剤としての役割も担い、射精のサポートをすることも我慢汁の役割のひとつです。
我慢汁で妊娠する仕組み

基本的には、我慢汁には精子が含まれていません。
精子は、射精に近づくにつれて精巣からにじみ出てきます。
もし射精を我慢しても、先に分泌された我慢汁に精子が少量混ざってしまいます。
我慢汁に精子が少しでも混ざっていれば、妊娠する可能性はあります。
しかし、精子の量が少ないほど、妊娠する可能性は低いです。
我慢汁で妊娠する確率

我慢汁で妊娠することはあります。
しかし、中出しをした時に比べると、我慢汁で妊娠する確率は非常に低いです。
そもそも、我慢汁に含まれている精子の量は、非常に少ないです。
射精する前ににじみ出てきた精子なので、我慢汁にはほとんど精子が含まれいません。
また、精子が含まれた我慢汁がどのように膣内に入るかよっては、妊娠する確率が異なります。
ペニスを挿入しなくても妊娠することがあるので、注意しましょう。
我慢汁で妊娠しやすい行為(プレイ)

我慢汁での妊娠は、状況によって確立が変わります。
特に我慢汁で妊娠しやすい行為(プレイ)は、以下の通りです。
- 生挿入
- 素股
- 手マン
- クンニ
- 外出し
上記のプレイについて、それぞれ詳しく解説していきます。
生挿入
コンドームを着用しない生挿入は、最も妊娠する確率が高い行為です。
生でペニスを挿入することで、精子が混ざった我慢汁が膣内で分泌されます。
また、ペニスを膣の奥まで挿入しているほど、妊娠する確率が高くなります。
外出し
コンドームを付けずに生でヤっても、中出ししなければ大丈夫と思っている男性は多いです。
しかし、外出ししても、妊娠する可能性はあります。
コンドームを付けて射精の時だけゴムを外すなら問題ありません。
生でセックスをして外出しする場合は、妊娠する可能性があります。
素股
素股は、ペニスを挿入しないプレイです。
しかし、生で素股を行うことで、妊娠する可能性があります。
射精をしていなくても、精子が含まれた我慢汁が膣内に入る恐れがあります。
そのため、避妊したいなら必ずコンドームを付けて素股を行いましょう。
手マン
手マンをするだけでも、妊娠する可能性があります。
手マンをする前に我慢汁が付着したペニスを触ることで、手を介して膣内に我慢汁が入ることがあります。
妊娠する可能性は非常に低いですが、妊娠する確率はゼロではありません。
したがって、手マンをする前はペニスを触らないように注意しましょう。
クンニ
クンニで妊娠する可能性は、限りなくゼロに近いです。
しかし、クンニで妊娠する可能性は少なからず存在します。
女性がフェラをして口の中に我慢汁が含まれている状態でキスをすれば、男性の中に精子が入った我慢汁が移されます。
そして、口に我慢汁が入った状態でクンニをすると、女性の膣内へ我慢汁が入ります。
精子はすぐに死滅してしまうので、クンニをするまでの間に死滅することは多いです。
しかし、口に含まれた精子がクンニまでに全て死滅するとは限りません。
そのため、女性がフェラをした後にキスをしたなら、クンニの前にうがいをしておきましょう。
我慢汁での妊娠を防ぐ方法(避妊方法)

我慢汁での妊娠を防ぐ方法(避妊方法)について紹介していきます。
主な方法は、以下の通りです。
- コンドームの着用
- ピルの服用
- ミレーナの装着
- パイプカット
上記の方法について、それぞれ詳しく解説していきます。
コンドームの着用
コンドームの着用は、最も手軽に行える避妊方法です。
コンドームは、安価で手に入れられて、ほとんどの確率で避妊することが出来ます。
また、性感染症の予防にも役立つので、避妊するならコンドームが最もおすすめです。
ただし、コンドームのサイズを間違えたり、間違った装着方法をしていれば、コンドームが正しく機能することはありません。
適切なサイズのコンドームを選び、正しく装着することを心掛けましょう。
ピルの服用
ピルには、日常的に服用する「低用量ピル」とセックスの後に飲む「アフターピル(緊急避妊薬)」の2種類があります。
低用量ピルは、月経量や生理痛を減らす目的で使用されます。
そして、セックスの後に飲むだけでは避妊効果は発揮しません。
しかし、日常的に服用することで高い避妊効果を得ます。
アフターピルは、セックスの後に飲むことで避妊効果を得ることが出来ます。
目的に合ったピルを選んで服用しましょう。
ミレーナの装着
ミレーナ(IUD)は、子宮内に取り付けるT字型の避妊具のことです。
ミレーナを装着すると、子宮内膜を薄くして受精卵の着床を防ぐ効果があります。
その結果、ミレーナによる避妊効果は99.8%と言われています。
ミレーナの効果は、装着から約5年間有効です。
非常に高い避妊効果があるので、我慢汁での妊娠が不安な方は、事前に取り付けておくことと安心です。
パイプカット
パイプカットは、男性の精子導管(精管)と呼ばれる管を切断する手術のことです。
パイプカットを行うことで、精子が精液に含まれなくなるので、不妊効果があります。
精子が精液に含まれなくなることで、我慢汁にも精子が含まれなくなります。
そのため、我慢汁で妊娠することはありません。
しかし、パイプカットを1度行ってしまうと、元に戻すことは出来ません。
パイプカットを行う場合は、しっかりとパートナーと相談して決断しましょう。
まとめ
基本的には、我慢汁には精子が含まれていないため、妊娠することはありません。
しかし、我慢汁が分泌された後に精子が分泌され、我慢汁に精子が混ざることがあります。
我慢汁に精子が混ざっていると、妊娠する可能性はあります。
そのため、生でのセックスや素股などでも妊娠するので、注意が必要です。
もし妊娠を望んでいないなら、必ず避妊しましょう。
コンドームを着用するだけで、簡単に避妊できます。
また、コンドームを着用することで、性感染症の予防にも繋がります。
したがって、パートナーのことを思うなら、セックスの時はコンドームは着用しましょう。