![亀頭包皮炎にオロナイン軟膏は効く?ちんこへの塗り方や効果などを解説](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2024/01/a343a7dd3508f2ff581c41eee1763ae6.jpg)
オロナイン軟膏は、日本で最も有名な軟膏と言っても過言ではありません。
そんなオロナイン軟膏は、ペニスに異常が発生した時に使用してもいいのでしょうか?
結論から言うと、オロナイン軟膏はペニスに使用しても問題ありません。
しかし、場合によっては、オロナイン軟膏を使用しても治癒できない場合があります。
ペニスでオロナイン軟膏を使用したい場合としては、亀頭包皮炎がよく挙げられます。
本記事では、ペニスにオロナイン軟膏を塗ることについて徹底解説しています。
また、亀頭包皮炎についても詳しく解説しているので、オロナイン軟膏とペニスについて詳しく知りたい方は参考にしてください。
- ペニスにオロナインが塗れるかどうか
- 亀頭包皮炎の原因
- 亀頭包皮炎の注意点
- ペニスへのオロナイン軟膏の使い方
- オロナイン軟膏の副作用
目次
オロナイン軟膏ってどんな効果があるの?
![オロナイン軟膏](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2024/01/a36b1a9ac01ee41eb683f303160d26b5-300x284.png)
オロナイン軟膏は、日本で最も有名な軟膏のひとつです。
今までに、使ったことが無い人はいないほど普及しています。
オロナイン軟膏に含まれている消毒成分は、クロルヘキシジングルコン酸塩という消毒成分です。
主に、細菌の繁殖や幹部の周囲の組織体への悪影響を防ぐ役割があります。
オロナイン軟膏の主成分は低水準の消毒薬
消毒薬にはいくつかの種類があり、
- 高水準
- 中水準
- 低水準
の3種類があります。
オロナイン軟膏は、低水準の消毒薬です。
水準が低いほど皮膚への刺激が少なくなります。
そのため、低水準の消毒薬であるオロナイン軟膏は、皮膚に優しい作りとなっています。
オロナイン軟膏の効能
オロナイン軟膏の効能は、公式ホームページによると以下の通りです。
- キビ
- 吹出物
- はたけ
- やけど(軽いもの)
- ひび
- しもやけ
- あかぎれ
- キズ
- 水虫(じゅくじゅくしていないもの)
- たむし
- いんきん
- しらくも
主に、細菌や雑菌の繁殖を防ぐ目的として使用されます。
ただし、以下の症状には注意が必要です。
- 湿疹
- 虫刺され
外的要因の中でも、特に虫刺されには使用しないように注意しましょう。
亀頭包皮炎にオロナイン軟膏は効く?
![股間を手で抑える](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2023/11/0b10424143e54a5ca37d078adb79fcd2-300x180.png)
カンジダ性亀頭包皮炎には、オロナイン軟膏は効果的です。
カンジダ性亀頭包皮炎とは、白いノリ状のカスが散見されることが特徴的です。
放置しておくことで、尿道からカンジダ菌が入り込み、尿道炎に発展する恐れがあります。
ペニスは非常にデリケートな部位です。
そのため、オロナインの消毒成分による刺激が心配されます。
しかし、オロナイン軟膏には低水準の消毒作用しかないので、安心して使用可能です。
亀頭包皮炎とは?
![考える男性](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2023/11/de106e0fcc5784698d2ad0f0ad8e8771-300x180.png)
そもそも、亀頭包皮炎とは一体どのような症状なのか、詳しく解説していきます。
痒みを伴うので、異常を感じた際はすぐに病院へ相談することがおすすめです。
また、亀頭包皮炎には、以下のような種類があります。
- 細菌性亀頭包皮炎
- カンジダ性亀頭包皮炎
上記の亀頭包皮炎の種類について、それぞれ詳しく解説していきます。
細菌性亀頭包皮炎
細菌性亀頭包皮炎は、以下のような症状があります。
- 痒み
- 痛み
- 皮むけ
- びらん
- 亀裂
- 膿
上記の症状が出た場合は、通常のペニスの状態とは異なるので、すぐに異変があったことに気付きます。
特に、ペニスが炎症して痒みや痛みが発症している時は、日常生活に支障をきたす場合があるので注意が必要です。
また、細菌性亀頭包皮炎の場合は、オロナインを使用することが出来ません。
オロナインは軽度な症状に使用できますが、細菌性亀頭包皮炎ではオロナイン軟膏の手に負えません。
そのため、早めに病院にて診察を受けましょう。
カンジダ性亀頭包皮炎
カンジダ性亀頭包皮炎は、主に痒みや痛みが症状として発生します。
また、白いノリ状のカスがペニスに見られるので、細菌性亀頭包皮炎との区別がつきやすいです。
放置しておくと尿道からカンジダ菌が入り込み、尿道炎を引き起こす原因となります。
亀頭包皮炎の原因
![頭を抱える男性](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2023/12/c898036f0d2febe50ddd52521e379529-300x180.png)
亀頭包皮炎になると、病院で治療する必要があります。
出来ることなら、亀頭包皮炎にならないように注意したいです。
そこで、亀頭包皮炎になる原因について解説していきます。
亀頭包皮炎になる原因を知って、予防していきましょう。
- セックス
- 不衛生な状態が続く
- 免疫力の低下
- 洗いすぎ
セックス
セックスでは、パートナーと直接性器が触れ合います。
そのため、亀頭包皮炎になる大きな原因となります。
特に、ペニスが傷ついた状態でセックスをすると、傷口から雑菌が入り込む恐れがあります。
他にも、性病に感染する危険性があるので、セックスをする場合はコンドームの着用がおすすめです。
不衛生な状態が続く
ペニスが不衛生な状態が続くと、亀頭包皮炎になりやすいです。
特に、小さなお子さんには注意が必要です。
亀頭が包皮に包まれていることで、亀頭が不衛生な状態になります。
しっかりとペニスを洗わなければ、不衛生な状態が続いてしまいます。
包茎の方も同様に、亀頭包皮炎になりやすいです。
定期的にペニスに汚れが無いかチェックしておきましょう。
免疫力の低下
免疫力が低下すると、病気のリスクが高まります。
ペニスに関しても同様です。
体調不良の時にセックスをすることで、亀頭包皮炎になる可能性が高くなります。
洗いすぎ
ペニスが不衛生だと、亀頭包皮炎になりやすいです。
しかし、いくら綺麗に洗っても、カンジダ菌のような真菌を死滅させることは不可能です。
そして、雑菌が洗い流されてカンジダ菌が残ることで、カンジダ菌が増殖しやすくなります。
そのため、ペニスの洗いすぎには注意しましょう。
他にも、ペニスを洗いすぎることで乾燥の原因となります。
乾燥すると、ペニスが傷ついたり、菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。
亀頭包皮炎の注意点
![注意の吹き出し](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2023/11/d8ed8823d1550f8bd6cafcd6959fde42-300x180.png)
亀頭包皮炎についての注意点を紹介していきます。
亀頭包皮炎は、ペニスの雑菌などが繁殖することで発症します。
そのため、ペニスを綺麗にしておくことが大切です。
しかし、清潔な状態にしすぎると、カンジタ菌だけが残り、カンジタ菌が繁殖しやすい環境になります。
また、自然治癒をするための炎症でも強い刺激を感じれ、より悪化する可能性があります。
優しく丁寧に、程よく洗うことが大切です。
そして、亀頭包皮炎が重度な場合は、オロナインでは対応しきれません。
オロナインは軽度な症状にしか使用できないので注意しましょう。
症状が重度の場合は、すぐに病院で診断してもらうことが大切です。
あくまで、オロナイン軟膏は応急処置程度だと思っておきましょう。
ちんこが乾燥したらオロナイン軟膏は効く?
![手に軟膏を取る](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2024/01/128fe413ec4ab313adcd0dcac1a48a47-300x180.png)
亀頭包皮炎だけではなく、オロナイン軟膏はペニスの様々な症状にも効果があります。
特にペニスに多い症状としては、ペニスの乾燥です。
オロナイン軟膏には保湿に有効な成分が含まれているので、ペニスの乾燥にも効果的です。
ちんこへのオロナイン軟膏の使い方
![HOW TO](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2023/12/HOW-TO-300x180.png)
ペニスへのオロナイン軟膏の使い方について説明していきます。
オロナイン軟膏をペニスへ使用する場合は、使用したい部分が清潔であることが望ましいです。
そのため、お風呂上りなどの清潔な環境が整っている時に使用するのがおすすめです。
しかし、以下のような人は、オロナイン軟膏を使用する場合は医師の相談を受けましょう。
- 医師の治療を受けている人
- 薬などでアレルギー反応を起こしたことがある人
- 患部が広範囲な人
- 患部のただれがひどい人
- 傷が深い人
また、オロナイン軟膏を使用して1週間ほど様子を見て、症状が緩和されない場合は医師に相談しましょう。
オロナイン軟膏の副作用
![副作用](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2024/01/fe55650df39660acbe398b99908725d6-300x180.png)
オロナイン軟膏の副作用について紹介していきます。
オロナイン軟膏には、以下のような副作用があります。
- 発疹
- 発赤
- 痒み
- 腫れ
- 乾燥
- ひびわれ
上記のような症状が発生した場合は、直ちにオロナイン軟膏の使用を中止してください。
また、医師に症状について相談しましょう。
アナフィラキシーショックを引き起こす
オロナイン軟膏の副作用として、アナフィラキシーショックを引き起こす恐れがあります。
アナフィラキシーショックは、
- 皮膚やのどの痒み
- じんましん
- 声のかすれ
- くしゃみ
- 息苦しさ
- 動悸
- 意識の混濁
などの症状が出る可能性があります。
上記の症状が出た場合は、病院での診察を受けましょう。
オロナイン軟膏以外の亀頭包皮炎の治療法
![腕を組む医者](https://menslab.wpx.jp/wp-content/uploads/2023/11/c7a98afcfbf8fe2e35194bcec8e2314d-300x180.png)
オロナイン軟膏以外の亀頭包皮炎の治療法について紹介していきます。
亀頭包皮炎のオロナイン軟膏以外の治療法は、以下の通りです。
- 病院での治療
- 自然治癒
- 自宅での治療
病院での治療
亀頭包皮炎を発症した場合は、まずは病院で診察を受けましょう。
泌尿器科での受信が適当で、保険適応で3,500円前後が必要です。
また、カンジダ性亀頭包皮炎の場合は、めん棒をペニスの患部に当てて検査されます。
塗り薬を処方されることが多く、ステロイドが含まれている可能性があります。
ステロイドに関して気になる方は、事前に医師に相談しておきましょう。
自然治癒
自然治癒は、亀頭包皮炎においてもっとも選択してはいけない治療法です。
亀頭包皮炎の多くは、自然治癒で治療することは難しいです。
症状が悪化することが可能性が大きく、取り返しのつかないことになる可能性も存在します。
そのため、自然治癒を試みずに、病院での治療をおすすめします。
自宅での治療
病院に通うことが難しい方の中には、自宅で治療している方もいます。
自宅で治療するなら、オロナイン軟膏などの塗り薬を患部へ塗布することで回復を待ちましょう。
しかし、オロナイン軟膏は軽度な症状にしか効果がありません。
また、素人が亀頭包皮炎だと判断しても、実際には違う症状の場合があります。
そのため、自宅での治療はあまりおすすめ出来ません。
まとめ
ペニスには、オロナイン軟膏を使用しても問題ありません。
オロナイン軟膏は、低水準の消毒薬なので、デリケートなペニスにも使用できます。
しかし、症状が重度の場合はオロナイン軟膏の手には負えないので注意してください。
亀頭包皮炎になった場合でも、細菌性亀頭包皮炎の場合はオロナイン軟膏では治療できません。
カンジダ性亀頭包皮炎の場合は、症状が軽度の場合のみオロナイン軟膏で治療できます。
どちらにせよ、ペニスは非常にデリケートな部位なので、症状が悪化する前に病院で診察を受けることが安心できておすすめです。